憧れの歯科衛生士さんいる?
2025/07/17

【職場】 憧れの先輩DHはいる?
こんにちは、ピノです🦷✨
今回は、Instagramで実施したアンケート「憧れの先輩DHはいますか?」の結果から見えてきた、現場で働く私たちの〝リアル〟を深掘りしてみました。
📊 回答結果はこちら!
2024年3月22日に実施したこのアンケートには、DHさん479名が回答してくださいました🙌
その結果がこちら👇
💜 いるよ!:43%
💛 いないよ!:57%
なんと、過半数を超える57%の方が「憧れの先輩はいない」と回答。
少し驚きつつも、「なんかわかるかも」と思った方も多いのではないでしょうか?
🤔「いない」と答えた背景にあるもの
アンケートでは、「いない」と回答された方にも自由記述で理由を伺いました。そこには、現場のリアルが詰まった声が多く寄せられていました。
たとえばこんな声👇
「そもそも関わる機会がほとんどない」
「厳しすぎて、憧れるというより恐れてる…」
「自分のことで精一杯で、周りに目を向けられない」
「尊敬できる人はいるけど“先輩”ではない」
このような回答を見て感じたのは、「憧れの存在がいない」ことは、必ずしもその職場に素敵な人がいないというわけではなく、関係を築く余裕がなかったり、働く環境自体に原因があることが多いということ。
特に新人や中堅の方からは、「教えてもらえる時間がない」「相談できる雰囲気がない」という切実な声も寄せられました。
🌈「いるよ」と答えた人たちのエピソード
一方で、43%の「いるよ!」と答えた方からは、あたたかいエピソードがたくさん届きました🌷
「できないことを責めずに、じっくり教えてくれた」
「患者さんにもスタッフにも丁寧な対応で、ずっと憧れている」
「忙しい中でも、こっそり私の成長を見ていてくれてた」
こういったコメントを見ていると、「技術がすごい」といった理由よりも、
関わり方・声のかけ方・ふるまいの積み重ねが、“憧れ”の正体だとわかります。
🏥「憧れの先輩」がいる職場の共通点とは?
アンケート結果と併せて、DMでいただいたエピソードをもとに分析してみると、
憧れの先輩がいる職場にはいくつかの共通点が見えてきました📝
✅ 1. 新人へのフォロー体制がある
丁寧に教える時間が確保されていたり、先輩の方から「何かわからないことある?」と聞いてくれるような雰囲気がある職場では、自然と「この人みたいになりたい」という気持ちが芽生えやすくなっています。
✅ 2. 成長を認め合える関係性
「できるようになったね」「助かったよ」といった、ささいな言葉がけがモチベーションに直結することってありますよね。そんな言葉をくれる先輩がいる職場は、後輩の自己肯定感も育ちやすくなっています。
✅ 3. 人として尊敬できるふるまい
テクニックではなく、「人として好き」「ああなりたい」と思える雰囲気や所作があること。そこに魅力を感じる方が多くいました。
🔁 憧れの先輩が“いない職場”を責めないで
今回のアンケートで「いないよ」と答えた人が多数派だったこと。
一見すると悲しい結果に見えるかもしれません。
でも、ピノはこう考えます。
「憧れの先輩がいない」=「その人自身が問題」では決してありません。
むしろ、
常に時間に追われている
人が定着しない
相談できる先輩がすぐ辞めてしまう
そんな「仕組み」や「文化」がつくられていないことが、〝いない〟という現実をつくっているのかもしれません。
だから、どうか落ち込まないで。
あなたが「自分にはそんな存在いない」と感じていても、それはあなたのせいじゃない。
🧸 実はあなたも「誰かの憧れ」になってるかも
ちょっと想像してみてください。
忙しい中でも「ありがとう」と言ってくれた後輩
あなたの行動を真似しているスタッフ
初出勤の緊張を、そっと和らげたあの一言
…実はあなたも、誰かにとっての“憧れの先輩”になっているかもしれません🌷
人は「憧れの存在」がいることで、未来に希望が持てる。
そしてそれは、日々の行動や声かけでつくられるものなんだと、ピノは思っています。
✨ 最後に:憧れの連鎖をつくろう
今回のアンケートを通して気づいたことがあります。
それは、
「憧れの先輩」は、環境が育てるものでもあり、自分がなろうとすればなれる存在でもあるということ。
完璧じゃなくていい。
気の利いた言葉を言えなくても大丈夫。
でも、
少しでも優しくできる日があったり
誰かを気にかける余裕を持てたり
学ぶ姿勢を見せたり
そんな姿が、未来の誰かの道しるべになるかもしれません。
「いない」と答えた人がいるからこそ、
次に「いるよ」と言える人を増やしていくきっかけになったらいいな。
そんな気持ちで、この記事を書きました✏️
シェア・コメントしてくれたらうれしいな✨
あなたの職場でのエピソードも、ぜひ教えてね!
ピノより🧸