盛岡となん歯科・こども矯正歯科を経営する中で、私が何よりも喜びを感じる瞬間は、歯科衛生士と共に患者様の健康を支えられたと実感できるときです。特に、患者様と一緒に治療計画を立て、歯科医師と歯科衛生士が二人三脚となって取り組み、結果として患者様の口腔環境が改善された時の喜びは大きなものがあります。歯科医療は決して一人の力で完結するものではなく、チームとして患者様と向き合うことで初めて実を結ぶのだと改めて感じさせられます。

また、我々ドクターが気づけなかった口腔内の小さな変化に、歯科衛生士がいち早く気づいてくれることがあります。専門性を活かした視点で異変を発見し、それを共有してくれることで、より早期の対応が可能となり、患者様の健康を守ることにつながります。こうした瞬間は、歯科衛生士が医院にとって欠かせない存在であることを強く実感させてくれます。

医院経営をしていて本当に良かったと思えるのは、こうした「人のつながり」による成果を日々目の当たりにできるからです。患者様・歯科衛生士や歯科助手等スタッフ、そして医院が共に歩むことで、一人では成し得ない大きな力を生み出せる。その循環の中に身を置けることこそ、医院長としての最大の幸せだと感じています。

さらに、とある患者様から「歯科衛生士の〇〇さんがいつも丁寧に治療してくれて嬉しい。毎回会いに来るのを楽しみにしています。」とお言葉をいただいた時、私は心から「この医院を継承し、続けてきて本当に良かった」と感じました。医院の存在意義は、患者様の健康を守ることにありますが、その根底には「患者様と医院との信頼関係」があります。患者様が治療そのものだけでなく、担当するスタッフとの出会いや時間を楽しみにしてくださっていることは、何よりの喜びであり、医院にとって最大の誇りです。

また、その言葉は私自身だけでなく、スタッフ一人ひとりの努力が確実に患者様に届いている証でもあります。日々の診療の中で、歯科衛生士が丁寧に、そして患者様に寄り添い向き合ってくれているからこそ、このような温かい声をいただけるのだと思います。

医院長として、患者様とスタッフの間に芽生える信頼関係を見守れることは大きな喜びであり、先代より医院を継承し、未来へとつなげていく使命の原動力となっています。こうした瞬間に立ち会えることこそ、医院経営者として最も幸せな時間であり、「これからも地域の皆様と共に歩み続けたい」と強く思わせてくれる出来事です！